脳のフィルタリング機能
発達障害の人は、視覚や聴覚などの感覚が過敏な人が多いそうです。
私も聴覚過敏、とまではいかないのかもしれませんが、人の大声や大きな音が苦手です。
また、反復的に鳴り続ける音で気が散ってしまい、目の前ののことに集中できなくなります。気になる方へ意識がもっていかれてしまう漢字です。図書館や電車で近くの人が話している声も気になります。人の愚痴や悪口も入ってくるので、しんどくなる事があります。
「聞きたくなきゃなくていい、ほっとけばいい」と言われるかもしれませんが、意識でどうにかなるものではありません。
なぜなら、ADHDなどの人は、耳から入ってきた情報を、「これは大切でないから聞かなくていい」「この音は拾っておこう」といった、脳のフィルタリング機能が十分でないと言われているからです。洪水のように、情報が脳に流れてきて、取捨選択できないわけです。
対応としては、気合いや根性でカバーするのではなく(笑)
耳栓やイヤホンをして、不要な音をシャットアウトすることです。自分で環境調整をすることが大切です。(仕事中だと、できない時も多いと思いますが・・・)
最近では、「ノイズキャンセリングイヤホン」というものも出ています。(私がかなり気になっている商品です)
私が人混みの中にいると、かなり疲れてくるのも、目の前に広がる大量の情報をさばけず、全て入り込んでくるからなのかな、と思っています。