僕が今までタスクシュートを使った感想を正直にまとめます。どのくらい時間管理や生活の質の向上に役立ったか?
こんばんは。Manbowです。
今日は、タスクシュートについてのお話です。
〇タスクシュートとは?
タスクシュートは、大橋 悦夫さんが開発したツールです。サイトより引用すると、
「タスクシュート(TaskChute)とは、一言でいえば、
1日の仕事を直列に並べて1つずつ片付けていく習慣を強力に後押しするツール
です。」
その日のすること・したことが1列に並び、一つずつ順番にこなしていくというのが鉄則です。
1日単位で管理します。画面を見ると、
「今、何を実行しているか」
「今、どのくらいのタスクが完了したか」
「あと、どのくらいのタスクが残っているか」
そして、
「全てのタスクをやり終えた時、何時何分になっているか」
が、リアルタイムで見えます。
使ったお金は家計簿でつけるように、使った時間はタスクシュートでつける。まさに「時間簿」。
〇タスクシュートの種類
タスクシュートには大きく3つあって、それぞれ使い方や、使えるデバイスが違います。ただ、根底になる考え方は同じ。
・TaskChute2(Excel版)
・たすくま(iPhone版)
・タスクシュートクラウド(web版)
の3つがあります。一応、全て試しています。以下、僕がどんな感じでタスク管理をし(ようとし)ていたか、書いていきます。
1 TaskChute2
Excelのセルにタスクを入力していき、開始・終了時刻記録していきます。正直、Excelにあまり詳しくない自分には難しく感じました。パソコンの前にずっと座っているわけではないので、外出時の記録などがつけられないこともあり、3日以内に挫折しました。6480円(買い切り)です。
2 たすくま
富さやかさんが開発した、iPhoneアプリです。3600円(買い切り)という値段は、スマホアプリとしては高額です。
androidユーザーの自分は、少しの間指をくわえてみていたのですが、「モバイルで一度挫折したタスクシュートが使える」のは魅力的だったので、ヤフオクで中古のiPod touchを購入。
androidスマホとの2台持ちで、200日以上使い続けました。
場所を問わず使えるので、記録できる内容は各段に増えました(そもそもExcel版はほとんど使えなかったんですけど)。
ログをEvernoteに送ってくれる連携機能があり、これが便利でした。
何かするたびにいちいち記録するのは手間でしたが、見返すと、自分が無意識に使っていた時間が見えてくる楽しさがありました。
3 タスクシュートクラウド
jMatsuzakiさんが開発した、現在、一番新しいタスクシュート。
たすくまを使っている時から、ずっと「androidスマホでも入力したい」「PCでもスマホでも同じ内容でタスク管理できたら」という気持ちは持ち続けていました。
まさに待望のタスクシュートです。すぐに購入しました。
毎月課金で、月額486円です。現在も使い続けています。
やっぱりどこでも時間の記録がつけられるのは、いいですね。
〇使ってみて、良かったこと
・記録を見返すと、新しい発見があった!
〇〇するには〇分くらい取ればいいな、と見積もれる事が増えたことは良かったですね。
・時間に対する意識が高まった
記録を取って見返していると、「時間は限られていて、何をしても減っていく」という当たり前の事実を突き付けられるようになります。
・区切りを意識して生活できるようになった
僕は今、1日(休日中心)を食事の前後で区切っています。「朝食前」「朝食後~昼食前」「昼食後~夕食前」という具合に。休日の時間の使い方は、格段によくなりましたよ!
食事はよほどのことがない限り抜かないし、だからこそいい区切りになります。(タスクシュート界隈の方に教えて頂いたことです。)
そうすると集中力も高まります。
〇改善してほしいところ
正直に書いています。(批判しているわけではなく、期待を込めて書いています。)
・もっと入力を素早く簡単にできるようにして欲しい(特にスマホで)
タスクシュートクラウドはWebアプリなので、画面を開くと毎回読み込む時間が発生します。
時間にして5秒前後なのですが、毎回毎回読み込み→入力→行動にうつすというのは、多少なりとも立ち止まることにストレスを感じます。
それによってテンポが悪くなることもあるからです。
また、スマホだと一覧性があまりよくありません。スクロールしてから入力するのは、少し手間がかかります
家計簿アプリに「Zaim」というのがありますが、このアプリくらいササっと記録できるといいな~と思います。
できるだけ負担や時間ゼロに近く、記録できるのがいい。記録することへのハードルを、とことん下げるというか。
ということで、スマホアプリ版を待っています!
・仕事中に記録しにくい。
これは仕事のやり方や環境にもよるのですが、僕の場合、パソコンの前に座っていられない時間や、スマホを操作できない時間も1日の中で結構あるんです。
一番記録したいのは、バタバタとしている時、どんなことに時間を使っているか、という事だったりします。
・使う時間の長さがもっと、視覚的にわかるといい。
グラフやバーなどで1日24時間のうち、それぞれのタスクがどのくらいの割合で使っているか、パッと見て分かる仕組みがあるといいなあと思います。
なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか? ~「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術
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