マンボウのうっかりライフログ

やらかす自分のオンライン おいしいものに、用がある。やりたいことを、やるために。うっかりでおっちょこちょい、ADHD特性のあるマンボウが、興味のあることを思いつくままにつづる雑記ブログです。

グレーゾーンの人集まれ!! パステル×ぐれ会 開催レポート

毎月岡山で開催しているADHDのコミュニティ「パステル」についての記事です。

 

 

今月22日、ぐれ会!代表のオムさんをゲストにお迎えして、会を開催しました。

 

今回のキーワードは、「発達障害グレーゾーン」。TVでも紹介される等、最近認知されてきていると感じます。

 

many-pastel-color.hatenadiary.com

 

 

第29回パステル クリスマス特別企画「パステル×ぐれ会in岡山」

https://www.kokuchpro.com/event/ec4b1a74195ed0ec93ab6edcbc8d63be/

 

上記ページにも書いた文章を引用します。

 

オムさんはご自身も発達障害グレーゾーンで、会社員として働く傍ら、発達障害当事者やグレーゾーンの方を対象にしたイベントを数多く開催しています。

・グレーゾーンの人が集まっておしゃべりする「ぐれ会!」

・自己肯定感の低い人も自分の事を話せる場「自分プレゼンテーション」

・困りごとをシェアして解決を目指す「問題解決シェア会」

等。

【参考】OMgray事務局ホームページ

https://smart.reservestock.jp/menu/profile/23160#about_us

発達障害の方向けの当事者会やイベントは、地方ではまだ少ないものの、全国的に見るとかなり増えています。ただ、グレーゾーンの人にフォーカスしたものは、とても珍しい。

グレーゾーンの人が集まる会に直接行って、雰囲気を体感したい。

そんな思いで僕が「ぐれ会!」に参加したのが昨年の8月。

【参考】発達障害グレーゾーンの会「ぐれ会!」突撃レポート(Manbowのブログ記事)

http://many-pastel-color.hatenadiary.com/entry/2019/08/14/122701

会に参加して、代表のオムさんをパステルにもお呼びして話をもっと聞きたい!と思ったのです。

オムさんにオファーすると、快く引き受けて頂いたので、今回の企画が実現しました。

オムさんは、会社にご自身の特性のことを話さずに仕事をされています。Manbowもその一人。

グレーゾーンならではの苦労や工夫・今後の展望など、実りある話が聞ける時間になると思います。

 

オムさんは、直接お会いするのがお話するのが2回目とは思えないくらい、オープンな姿勢で話ができる方でした。

 

ありがたいことに会は満員となり、参加者の方からたくさんの方のエピソードを聞くことができました。

 
当日は2部構成で行いました。 
 

 ○第1部 「グレーゾーンとオーダーメイドin 岡山」

Manbowからオムさんにインタビュー。

こんな事が話に出てきました。

 

・オム(OM)→オーダーメイドの略

・オムさんの生い立ちや生きづらさ

・職場で苦手としていた事

・職場での工夫や、同僚への接し方

 

個人的には、「新入社員など、後輩は、数年後に自分を助けてくれる人。だからめちゃくちゃサポートしてる。」という言葉が心に残りました。

 

第2部 「ぐれ会!岡山出張版」

オムさんを交えて、みんなでお茶を飲みながら話しました。

これが、会の真骨頂と言えます。参加者の方から、色んなお困りエピソードが出てきました。

 

 

そして、会が終わった後は、私は色々とやらかすというオマケ付きw

 
それでも誰も責めずに、温かく受け入れてくださるのはありがたいです。
 
会のアンケートから、参加者の方の感想を一部紹介します。
 

・グレーゾーンの会に初参加できて、新鮮な体験だった。みなさんの自己理解のレベルなどが高いように感じられて、また、同じ仲間のようにも感じられて等身大の自分で参加できた。逆に、人との違いも感じられて、オムさんの言われるように、一人一人違うオーダーメイドな支援が必要なんだなって思いました。

 

・初めての参加だったのですがとても話しやすく、普段の偽っている自分ではなくありのままでいれてすごく嬉しかったです。

 

・本人が ADHD気質に気付き 困ったなぁとなった時は ここにくる事を 勧めようと思います。

 

・職場で、どのように特性を伝えたり助けを求めたらいいかを話したいです。

 

・今回も時間を忘れるほど楽しかったです。当事者や、グレーゾーンの方に囲まれてほっとできました。

 

会に参加した人達は、ほどんどが初対面。それでも、普段話せない特性や困り感について本音で話ができる。

 

日常生活の中では、それがなかなかできません。できていれば、それはとても恵まれた環境なのかもしれません。家族や友達など、親しくて距離が近い人ほど、言いにくい事もあるもの。

 

本名を知っているかとか

どこに住んでいるかとか
どれだけ長い間一緒に過ごしているか
  
そういう事も大切ですが、そうじゃなくても共感し合えることがあるのだな、と感じています。

 

「特性がある人、グレーゾーンの人が安心して話せる居場所」を提供したい。

 

場所は違っても、思いは共通していると分かり、ほっとしました。

 

毎月開催する予定ですので、気になった方は、ぜひ一度お越しください。

 

次回は1月26日午後の開催です。

詳細は後日、Twitterや「こくちーずプロ」で告知します。

 

【参考 】普段の会に参加してくださっていた方の紹介記事です。

https://www.rasukaruadhd.com/2018-05-28-pastel-manbowinterview/